武蔵野の里山を思わせる明治神宮御苑にて晩秋の散策
数年ぶりに原宿へお出かけする機会があったので、明治神宮御苑へと足を伸ばしてみました。明治神宮外苑と明治神宮御苑は名前が似ているけど、実はまったくの別の場所。神宮外苑は金色に輝く銀杏並木で有名だけど、明治神宮御苑は、熊本藩主であった加藤清正の下屋敷庭園として整備され、その後、彦根藩井伊家が収め、その後、明治維新とともに御料地となったものです。
御苑は明治神宮正参道から入園できるようになっているので、菊花展が開かれている明治神宮への鳥居をくぐって向かいます。
大名庭園と言うと、石や岩、そして庭師の手が入った整備された庭木をイメージするけど、ここは変化に富む地形を縫って小道や東屋が広がるだけで、まるで武蔵野の里山の原風景を思わせるたたずまい。
明治神宮御苑と言えば有名なのが「清正井(きよまさのいど)」。加藤清正と言えば、熊本城や名古屋城などを築城し、土木の神様とも呼ばれた石垣作り名人で、その清正が掘った井戸と言われているのが清正井。
この清正井には風水で言うところの龍脈の気が流れていると言われており、明治神宮の中でも特に強力なパワースポットとして多くの人に愛され、スマホの待ち受け画面にすると運気が上がるという話も有名ですね!
武蔵野の里山を思わせるような風景が広がっているけど、JR原宿駅から500mほどしか離れていないというのも不思議な気分。
一人でパワースポットを散歩するのも良し、ご夫婦で明治神宮参拝を兼ねて散策されるのも良しとおすすめな場所なので、お近くまでお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
それではまた!
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