女性お顔そりお客様数ゼロ人から始めるお顔そり導入プランをプレゼンテーション
とあるサロンからお電話をいただいたのは1週間ほど前のこと。保健所へは理容所として登録してありながらも、お店の見た目はほぼ美容室。お客様も女性客が8割、男性2割で、シェービングはいっさい行っていなかったお店のオーナーからのご相談。
女性お顔そりを始めたいと思いたち、カーテンで仕切れるシェービングブースを作った上でお顔そりが出来る女性スタッフを採用したので、これからのお顔そりビジネスについて、色々と教えてほしいというご依頼だったので、オーナーと新しく入られたスタッフさんと3人、今後の展開についてミーティングをしました。
今までは、月に10人前後の女性お顔そりをされているお店からのご依頼が多かったけど、今回はまったくゼロからの集客。ただ、ほぼ美容室ということで、ご来店されているお客様にもご年配の女性客が目立つので、集客にはかなりプラスに働きそう。
ということで、第1ステップは店内でのご案内。カットやカラーで来店されている女性客に、「今度、お顔そりも出来るようになったんですよ!」とお声掛けするだけで、10人のうちの一人くらいはお顔そりに流れるはず。次の第2ステップは、お顔そりが出来るお店がココにありますよという店頭でのアピール。
お顔そりのぼり旗を置いたりウィンドウ面にお顔そりタペストリーをかけていただき、歩いている人の目に入るようにA型看板を置くことで、ここの美容室(登録は理容所)でお顔そりが出来るんだ!ということを通りがかりの女性に発信していく。
そして第3ステップがお店の前を通ることのない、地域の方への発信としてセミオーダーチラシでの新聞折込を提案。
ここまでは新規集客方法だけど、大切なのは一度来店したお客様にお顔そり美容法の良さを知っていただき、次回予約をしてお帰りいただくこと。そこで、定期的なお肌の集中ケアを行うことで、いつまでも若々しいお肌を維持できることをお伝えしたり、日毎のお手入れ方法のアドバイスをするためのアフターカウンセリングシートのご紹介。
ただ、こうした新規客・再来店客への集客の仕組みだけではお客様は再来店してくれません。まずは、お客様が満足されるお顔そり技術力があり、その上で、皮膚科学に基づいたアドバイスが出来るカウンセリング力があって初めて、お客様はお店を信頼してくださいます。
なので、まずは実際に毎月100名以上お顔そり客数のあるお店をご紹介して、理容師さん向けのお顔そり美容法体験プランを体験してもらうことに。
月間100名以上を施術されるお顔そり美容法を自分で体験した結果として、「この技術を自分も学びたい!」と思えばシェービングスクールに申し込みするだろうし、そこから先は、ご自身で決めていくことかな?
そして同時に提案させてもらったのが、オーナーが担当されている男性のお客様へも、男性向けお顔そり美容法の提案があっても良いのではないか?ということ。カット&シャンプーブローは美容サロンに行きながら、フェイシャルケアを兼ねて理容サロンでシェービングを受けるという男性客もいるのだから、男性向けお顔そり美容法も需要がありそうな気がするし(笑)
ということで、約1時間ほどのプレゼンテーションも無事に終わりました。イギリスのことわざで「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」というものがあります。馬が水を飲むかどうかは馬次第なので、水を飲む機会を与えることはできるが、それを実行するかどうかは本人のやる気次第であるという意味として使われています。
お顔そり美容法も同じです。これだけ多くの成功サロンが生まれているし、成功サロンになるための仕組みも出来上がっているけど、それを取り入れるかどうか、やるかやらないかは、ご本人の気持ち次第です。
最後に、オーナーがつぶやいた一言が印象的だったな。「あれだけブログで発信していて、これだけの数の成功サロンを出している江沢さんが言っているのだから、まずは言われたままに1年間はやってみようよ!」その時、隣の女性スタッフさんも大きくうなずいていました。
本人が頑張りたい!というのなら、自分も100%お手伝いさせていただきます!これからお顔そりに力を入れたい方は「お顔そり美容法を始めたい女性理容師さんへ!」という記事も参考になるかと思います。
それでは、よろしくお願いします♪
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