アーカイブ配信!クラシエプロフェッショナルが発信するアルケバボウ創刊記念オンラインイベントは集客ヒントの万華鏡!

にぎわいが生まれる場所ってどんなとこ?個人商店やどこにでもあるような商店街に息づく街コミュをテーマとして、店主とお店、そして場づくりを探究するセミナーがクラシエプロフェッショナル事業部主催オンラインイベントとして開催されました!

読者の皆さんはご覧になれましたか?100名様限定セミナーということもあり、参加申し込みが間に合わなかったり、お仕事中やお出かけなどでご覧になれなかった方も多いかと思いますが、本日、アーカイブ配信が公開されましたので、さっそくお知らせします。

クラシエプロフェッショナルは、クラシエグループの中でも一般のお客様へ商品を販売する小売店チャネルではなく、理美容サロン、ホテルや温泉宿などの温浴施設を始め、日帰り温泉やスーパー銭湯、サウナ、スパを中心とした業務用・プロ専用と言われる商品流通を担当している事業部です。

そんなクラシエプロフェッショナルが企画したのが、商品としての単体の存在でなく、理美容サロンの素晴らしい技術や宿泊・温浴施設の心地よい空間と融合することで、お客様の良い日をつくり、街のにぎわいを探究していこうというのが、今回のイベント計画のきっかけであり、またそれが、にぎわい探究マガジン「アルケバボウ」の創刊へとつながりました。

このあたりの詳しい話については「にぎわいが生まれる場所ってどんなとこ?にぎわい探究マガジン「アルケバボウ」創刊記念、オンラインイベント開催のお知らせ!」の記事で紹介しているので、興味がある方はリンクからお読みになってください。

そして、アルケバボウ創刊を記念して、東京・高円寺にある銭湯「小杉湯」店主の平松佑介さんと、神奈川・三崎の「花暮美容室」をプロデュースする元美容師で編集者のミネシンゴさんをお迎えして行われたのが「にぎわいが生まれる場所って、どんなとこ?」をテーマにしたオンラインイベント。

「小杉湯」は、杉並区高円寺にある昭和8年(1933年)創業の銭湯で、平松さんはこの小杉湯の3代目として2016年に先代から事業を引き継ぎました。

そんな平松さんの一番の想いは、お祖父様とお父様が大切に守り続けてきた小杉湯の建物と、銭湯という営みを、50年後、100年後も存続させていくことだと言います。自宅にお風呂が当たり前になったこの時代に銭湯を続けるというのは生半可なことではない。「どうすれば生き残っていけるのかという圧倒的な危機感だけで、この6年間を走ってきました」と商売の難しさを語りながらも、その一方では、名前も肩書きも知らないけれど、目が合えば軽く会釈し合うような、「中距離なご近所関係」を築けるのが、銭湯の大切な役割だと語る平松さん。

この考え方は、理容サロンやプライベートなお顔そりサロンにもつながるものがあるんじゃないかな?そんな思いを持ちながらオンラインイベントを拝見したけど、まさしく集客とはなにか?人が集まるとはなにか?我々はどんな場を提供すべきか?など、改めて感じることばかりでした。

2020年3月には、小杉湯の隣にコワーキングスペース「小杉湯となり」を、さらに2021年には「小杉湯となり-はなれ」もオープン。小杉湯は浴室として、小杉湯となりは食堂であり書斎に、小杉湯となり-はなれは自習室というように、銭湯小杉湯を中心に「生活空間の一部をまちで共有するライフスタイル」を提案する街コミュへと進化しています。

そしてもうお一人は、「美容室はまちの情報集積所」と語る元美容師で、神奈川県三崎に住む出版社アタシ社代表のミネさん。

ミネさん夫妻が所有する3,000冊の蔵書と寄贈された2000冊を読んだり、お茶したりできる場所を作り、その2階にひっそりとオープンしたのが、プライベートサロン「花暮美容室」。美容室はコミュニケーションが生まれる場所であり、まちの情報集積場所であると考え、「好きなこと」「得意なこと」「人のためになること」の3つが重なることを意識して、自分の出来る場づくりしていると語っている姿にも、やはり、町のお店のあり方を感じていました。

そうしたお二人による、チェーン店や大型店とは違う「にぎわいが生まれるような小さな場作りの仕掛け」のお話は、おそらくは理美容サロンの皆さんにも役に立つことばかり!約1時間半のトークではありますが、ぜひ覧ください。なお、アーカイブの配信終了時期については書かれていませんでしたので、なるべく早めにご覧頂くのが確実かと思われます。

それでは、こちらのリンクからどうぞ!

それではよろしくお願いします。