新規客が来ないのはお店のことを知らないから。既存客が来ないのはお店を忘れたから。
集めたいお客様は、初めてのご来店となる新規客と、2回目以降の来店となる再来店客・既存客に大きく別れます。新規客の集客方法の一つとして、店頭での情報発信の話を記事にしたことがあったので、今回は新規再来店客の集客についてお話をしていきますね!もし、新規客の集客について知りたい方は こちらの記事も参考にされてください。
一般的に、初めてお顔そりを利用した方が同じ店に2回目の来店する確率は60%前後と言われています。「気持ち良かったわ~」とか「お顔そりってこんなに気持ちいいのね~」と言ってお帰りになっても、それっきりになってしまう方も少なくありません。こんなに満足したのに、どうして再来店してくれないのだろう?技術が悪かったのかな?化粧品が染みたのかな?接客に失礼があったかな?なんて考える女性理容師さんも少なくないと思います。
ここで大事なのは、顧客満足度が高ければ再来店率が上がるわけではないということ。もちろん、顧客満足度が低ければ再来店はないけど、仮に、同じくらい満足度が高いお店が2軒あったとしても、お客様がお帰りになってからのお店からのアクション次第で、再来店率は大きく変わってしまいます。それが、お客様はお店を忘れてしまうという驚きの理由!
例えば、ご家族で外食に出かけたとします。初めてのお店だったけど、味も美味しくお値段もそこそこ!この店、美味しかったね!また来ようね!と言って帰ったご家族は、果たして再来店するでしょうか?
人はどんなに素晴らしい商品やサービスを提供しても、どんなに良い接客であっても、その美味しかったこと、良いサービスだったことを忘れてしまいます。一番あるあるなのが、ご主人が仕事関係で外食してきて、それがとっても美味しかったよ!今度行こうね!と奥さんに声をかけておきながら、それっきりになってしまうこと…ありませんか?自分はあります(汗)これは、美味しいお店に行ったことも、奥さんに美味しいお店だから、今度行こうねと声をかけたことも忘れてしまうのです。
つまり、お顔そりで満足するサービスを受けても、お客様がお店のことを忘れて思い出さなくなったら、再来店はなくなってしまいます。それは技術が悪いのでも接客が悪いのでもなく、単純に忘れて思い出さないだけです。
お客様に忘れられない工夫をしよう
それでは、お客様に忘れられないようにするにはどうしたらよいか?それは、お客様に思い出していただく機会を作るということです。例えば、お顔そりが終わったら、そのまま精算してお帰りいただくのではなく、アフターカウンセリングタイムを設けて、ご自宅でのケア方法やお顔そりの大切なポイントなどをまとめたリーフレットやティッシュなどお渡しし、家に置いてあればお店を思い出すようなツールを活用する。もちろん、この時に次回の来店予約を取っていただくのが一番確実です。また、新規で1回きりになっていらっしゃる方には、3週間後くらいにニュースレターを郵送することで思い出していただく工夫もあります。
また、手書きニュースレターは苦手だからという方なら、ブログやLINE公式アカウントからの発信をすることで、お客様に思い出してもらうきっかけづくりも出来ます。つまり、お客様と定期的に連絡を取る方法を作ることで、お客様に思い出してもらう機会を増やす工夫が大切になってきます。
それではまとめです。お客様にお店を忘れないでいただくためのポイントです。
新規ご来店の方には、家に持ち帰れるパンフレットやティッシュをお渡しする
手書きのニュースレターを郵送することで、季節のご挨拶を行う
ブログを週に2本程度書き続けることで、自身の近況報告を続ける
LINE公式アカウントからの一斉配信メッセージで、週一ペースのお知らせを送る
全部出来たら最高ですが、まずは出来ることから一つずつ始めてくださいね!大和理器では、こうした理美容サロンの集客アップのお手伝いをさせていただいていいますので、お悩みやご相談がありましたら、FacebookメッセージやLINEトークから、お気軽にお問い合わせください♪
それではまた!
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