新規取り扱い開始!「熊野筆の洗顔ブラシFU-1」は理容サロンでの女性お顔そりに使いやすいか?その実力を「熊野の洗顔筆」と比較でチェック!

シェービングにオススメ!として熊野筆の洗顔ブラシFU-1の紹介を受けたので、さっそくサンプルをお借りして詳しく見ていくことにしました。この記事を読むことで、ブラシの特徴を知り、使い分けや繊細な熊野筆のお手入れ方法、そして、大和理器で人気の商品となっている「熊野の洗顔筆」との違いを知ることが出来るので、ぜひ最後までご覧ください。それでは行ってみましょう!

「熊野筆の洗顔ブラシFU-1」とは

紹介を受けたのが、こちらに掲載され「熊野筆の洗顔ブラシFU-1」。ホイップクリームのような泡立ち、筆作りの都「広島県 熊野町」の匠手作り、毛量がしっかりあり満足度UP、夢心地なマッサージ効果と、熊野筆の魅力が表現されています。ところで、皆さんは熊野筆ってご存知ですか?

熊野筆の名前が一般に知られるようになったきっかけは、2011年、女子サッカーW杯ドイツ大会で優勝した日本女子代表チームが、国民栄誉賞を授与した際に副賞として送られたのが、伝統工芸品の高級化粧筆「熊野筆」セットであったことでしたね。

熊野筆は広島県安芸郡熊野町で作られている伝統工芸品で、熊野筆の特徴は山羊(ヤギ)や馬、鹿、タヌキ、イタチ、ネコなどの獣毛を原料とし、「コマ」という木型を使用することで穂先の長さを揃え、不要な毛の下側をカットすることで毛先が細く繊細な仕上がりとなり、適度なコシも持ち合わせた筆となります。一本の熊野筆が完成するまでには70以上の工程となり、そのほとんどが手作業で行われているのが特徴です。それでは今回の「熊野筆の洗顔ブラシFU-1」を見ていきましょう!

最初に目につくのは熊野筆のブランドシール。「熊野筆®」ブランドシールは熊野筆であることを証明するシールです。熊野町で穂先が作られ、完成品まで仕立てられた製品だけが「熊野筆®」ブランドシールの使用を認められていて、熊野筆事業協同組合が組合所属業者に発行し、それぞれ通し番号が表記されているので、この番号を知ることで、どこの工房で制作されたものかが分かるようになっています。

それでは開封して洗顔ブラシを見ていきます。毛を含めた全体の長さは103mm、毛丈は一番長い部分で37mm、軸は乳白色の樹脂製でピンク色の口金が可愛らしい印象です。女性用お顔そりブラシとしてお顔そりルームやお顔そり専門店に置いてあっても素敵ですね!

それではここから、大和理器が取扱いしている熊野の洗顔筆との比較をしながら見ていきましょう!

「熊野の洗顔筆」との比較

どちらも「熊野筆®」ブランドシールが貼られているので、間違いなく熊野筆です。パッケージも似ていますが、わずかに今回の「熊野筆の洗顔ブラシFU-1」の方がやや小ぶりか?部位ごとに比較してみましょう。

商品名熊野筆の洗顔ブラシFU-1熊野の洗顔筆
穂先白黄尖(山羊)毛100%粗光峰(山羊)毛100%
持ち手樹脂
全長103mm113mm
毛丈37mm40mm
価格2,850円(税別)2,800円(税別)

パッと見て違うのが穂先に使われている山羊の毛質の違い。メイクブラシなどの筆に使われる毛は、柔らかい順番に並べるとこのようになります。

筆の毛質 柔らかい順

赤リス・リス

山羊・細光峰

山羊・粗光峰

山羊・黄尖

いたち・コリンスキー

ドウジャコウ・ウォーターバジャー

山羊毛で使われているのは大きく分けて3種類。山羊のあご下や背筋にかけた部分の毛であることから周りに擦れておらず、柔らかな肌触りと粉含みに優れ、細くしなやかなうえに適度なコシがあり、素晴らしい肌あたりをする粗光峰という毛の中から、特に滑らかな毛だけを集めたのが細光峰で山羊の毛の中でも最高級品とされます。こちらは高級化粧筆として使われます。

そして、山羊毛の中で細光峰に続いて良質なのが粗光峰で、適度なこしと柔らかさがあり、まとまりが良く毛の消耗度も低いのも特徴を持っていて、こちらが使われているのが、「熊野の洗顔筆」になり、山羊の背中から背の横(側面)にかけての部分の毛が白黄尖になり、こちらは、「熊野筆の洗顔ブラシFU-1」に使われています。粗光峰よりはハリがあるので、肌にあてると吸い付くようなフィット感となります。

ということで、どちらが良いというよりも、持ち手が樹脂か木なのかの違いの重さであったり、穂先が柔らかくてたっぷりしている方が好き、しっかりして細身の方が好きというお好みにもなってくるかと思います。

なお、熊野筆は一般的なシェービングブラシに比べると繊細な作りとなっているので、泡を洗い流したら、しっかりと水気を切り、毛を開くようにタオルに軽くとんとんと押し付け、穂先を広げるようにしてぶら下げて乾かしてください。穂先が閉じたままだと、毛元が乾燥せず、毛の痛みに繋がります。

画像はウェブページからお借りしました

また、「熊野筆の洗顔ブラシFU-1」は定価2,850円(税込3.150円)ですが、サロン価格の設定もありますので、FacebookメッセージやLINEトークから、お気軽にお問い合わせください。それでは、よろしくお願いします。