理美容師さん必見!店販用化粧品をスマホで撮影するなら、ここだけ気を付けよう!商品の魅力が数倍にアップするワンポイントヒント!
ご来店いただいているお客様への情報発信ツールとして理美容師さんが活用しているのがLINE公式アカウントでの一斉配信。予約可能日のご案内であったり、お得なキャンペーンメニューのお知らせ、お客様に知っていただきたいホームケア化粧品のご紹介などがありますが、そんな時に活躍するのが文字情報に添えられた画像。言葉だけのお知らせより、画像が添えられている方が目につきますよね?!
今日の記事では、お手元のスマホで店販用化粧品を撮影する時に、ちょっとした工夫をすることで、化粧品の魅力が大きくアップするワンポイントヒントをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
手元にある化粧品をスマホで撮ってみよう!
「この店販化粧品の写真を撮ってみよう!」と思ってスマホを何気なく構えると、やや広角なモードになるかと思います。これはiPhoneやAndroid、またバージョンによって大きく変わるので、今日の説明ではiPhone SE(第2世代)での例で話を進めていきますね。まずは、カメラモードにして、そのまま化粧品を撮ってみます。
斜め上からのショットですが、頭が大きく、下が小さくなり、実際の商品とは見え方が違っているのが分かりますか?人の目では歪みは頭の中で補正されてしまって気が付かないけど、こうして画像で見ると商品が大きく歪んでいることが分かります。それではもう一つ、同じ角度から撮りなおしたものです。
こちらは商品の形がきちんと伝わる写真になっているのが分かりますか?iPhone SE(第2世代)では、カメラモードにして、2本の指先でスマホ画面に触れたまま、指の間を離していくと商品がどんどん拡大されてきます。これをピンチアウトと呼ぶのですが、商品が大きくなった分だけ撮影距離を話していくと…不思議と化粧品の形がきれいになってきます。こうして画像を大きくしていく指の動きをピンチアウト、指を縮めてくのをピンチインと呼びます。
こうしてピンチアウトして、化粧品の歪みが消えたあたりでシャッターを押すと、先ほどのような写真になります。また、背景でも化粧品の印象は大きく変わります。例えば、いくつかの背景で見比べてみましょう。
背景の見せ方で化粧品撮影は大きく変わる!
同じ商品を同じ角度から同じ大きさで撮っているのに、印象が変わりますよね!実はこれ、置き場所を変えているのではなく、100均で売っている45cm×30cmほどで厚み5mmほどの真っ白なスチレンボードに同じく100均のリメイクシールを貼っただけのものを何種類か用意して、それを置き換えているだけです。
ちなみに、こちらの写真は木目調折りたたみテーブルにリメイクシールを直貼りしたものだけど、使っているうちに傷んでくるし、柄にも飽きてくるので、スチレンボードの置き換えの方が便利です(笑)
また、写真を撮る上では、高級なカメラを買うことよりも撮影用ライティング機材をそろえる方が数倍大切になってきます。ちなみに、大和理器で化粧品や小物の写真を撮るときは、こんな感じの機材を使ってライティングしています。
写真の映えはライティングで変わる!
一般的に、室内での撮影となると天井に取り付けられた蛍光灯の明かりを使うことになってしまうけど、蛍光灯ではキレイな色が出にくくなります。そんなに高いものでもないので、出来る限り専用機材を使うことをお勧めします。数日前にご紹介した熊野筆の洗顔筆も、白いスチレンボードに置いただけですが、こんなにキレイに撮れます。ちなみに、こちらは5年くらい前に買ったコンパクトデジカメでの撮影なので、もしかしたらiPhoneの方がキレイに撮れるかも(汗)
ということで、今日はスマホで店販用化粧品を撮影する時に、ここだけ気を付ければ商品の魅力が大きくアップするというワンポイントを勉強してきました。写真一つでお客様への印象も変わるので、ぜひ工夫して撮影し、LINE公式アカウントでの発信などにご利用ください。また、分からないことがあったらお気軽にお問い合わせくださいね♪一応、参考までにリンクを貼り付けておきますので、興味がある方はご利用ください。
それでは、よろしくお願いします。