東京都感染症対策サポート助成事業を活用した、サーモカメラ設置導入成功例をご紹介!
新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐために、アクリル板や消毒液、ビニールシート、マスク、フェイスシールド、二酸化炭素濃度測定器などの購入の際に、費用の一部を自治体が負担してくれる助成策が用意されていますが、皆様のお店ではご利用になりましたか?
東京都でも都としての助成策がある中に、さらに区や市の単位での助成策があったりして「よく分からない」というお声をお聞きします。そこで今日の記事では、東京都の「感染症対策サポート助成事業」を活用してサーモカメラの導入をされた事例をご紹介することで「自分のお店でも使えるんだ!」ということを知り、活用していただければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
備品購入・内装・設備工事コースの活用
今回利用したのは、感染症対策サポート助成事業にある2つのコースのうち、備品購入・内装・設備工事コース。主な助成対象として、1点あたり購入金額が10万円(税別)以上のサーモカメラの購入か、換気設備やパーテーションの設置工事などの内装設備費と書かれていたので、備品購入を利用することとなりました。
助成対象者を確認すると、理美容サロンの皆さまである中小企業者(会社及び個人事業者)以外にも、財団法人、社団法人、NPO法人、中小企業団体などありますが、ここは個人では申込み出来ないけれど、個人事業主や法人といった理美容サロンのような事業所なら助成が受けられることが確認できます。
あと、助成限度額は最大200万円となっていますが、備品購入の場合は50万円までなので「200万円の助成が受けられます!」といった過剰広告にはご注意ください。また助成率は2/3以内となります。つまり、75万円の助成金対象備品を購入したのなら、50万円までは補助するので、残りの25万円は自分で出してくださいねという意味になります。何となく伝わっているでしょうか?(汗)
サーモカメラで助成事業認定に成功
新型コロナウイルス感染症対策という言葉から、空気清浄機やサーキュレーター、二酸化炭素濃度測定器などで「助成事業の対象になる、または助成対象になる可能性が高い」と説明しながら販売する事例が出ていますが、実際には、申請された機種や機能によって東京都が判断し、対象となる、または対象とならないと審査しています。なので、実際にこの機種で助成事業の審査を通過した!という事実が大切になってきます。
今回、理容サロン様が導入して助成事業の対象として申請・認可を受けたのが、こちらのサーモカメラ「サーマルカメラ 3R-TMC02(トレイ付き)」。
パソコンなどの周辺装置が不要な上、これ1台で体表面温度を測定できるモニタ型サーマルカメラなので、コンセントさえあればどこでも設置可能となります。なので、パソコンやデジタル機器に詳しくないからちょっと…とお考えの方にも安心してご使用いただけます。
また、付属の三脚でサーマルカメラの高さや角度を調整出来るので、あらゆる環境でお使いいただけるかと思います。なお、このサーマルカメラには人の顔を検知する独自のAIアルゴリズムが搭載されているため、マスクをしたままの状態でも高い精度で顔を認識し、その精度は誤差±0.3℃での測定を可能にしています。
理美容サロンでは非接触型体温計をご利用の方も多いと思いますが、ハンディ型のサーマルカメラで測定するには、おでこへ3~5cmに近づける必要がありスタッフの感染リスクが発生します。これに対して、今回の機種はモニターに顔を近づけていくと画面から50~70cmの距離で顔認識が始まり、最短1.2秒で体温測定され、体表面温度のモニターでの数値表示と音声で結果をお知らせしてくれます。この際、正常値では青色で計測結果を表示し、37.5℃を超える体表面温度を検知した場合は、画面が赤色に変わりアラーム音も作動するので、サロンスタッフもすぐに気づくことが出来ます。
また、本体に取り付け可能なトレイが付属しているので、お手持ちのアルコールディスペンサーなどを置くことで、消毒しながら体温測定し、お店に入るという一連の流れがワンストップで可能になります。
なお、今回導入していただいたモニタ型AIサーマルカメラは、スリーアールソリューション株式会社 3R-TMC02(トレイ付き)で、サロン価格101,780円(税別)になります。また、助成金申請にあたり必要となる、見積書・納品書・領収書などは、FacebookメッセージやLINEトークを通じて個別にご相談いただき対応させていただきます。
そして大事なことが助成事業の申請期間。今回ご紹介した感染症対策サポート助成事業の申請期間は令和4年3月31日までとなりますので、サーモカメラ導入をご検討の理美容サロン様は、期間中のご利用をよろくしお願いします。なお、参考までに東京都中小企業振興公社のウェブサイトをリンクしておきます。
郵送と電子申請での受付がありますが、電子申請の方が圧倒的に手軽です。ただ電子申請のためには、デジタル庁が提供する「Jグランツ」という電子申請受付を使うのですが、この時に、前もって「GビズID」でアカウントを取得する必要があり、この発行に1週間程度かかるとあるので、余裕を持って申請を進められることをお勧めします。
また、東京都以外でも各都道府県、市町村で様々な助成策がありますので、事業所のある自治体のホームページから、コロナ関連の助成事業を探してみてください。なお、ご注文いただく商品の見積書・納品書・請求書などが必要な場合は、お気軽にご相談ください。それでは、よろしくお願いします。