水道水に食塩を入れて電気分解し、カンタンに電解次亜塩素酸水が生成できる空気清浄加湿器「KOIZUMI KHM-6010」が登場!

テレビやネット広告でよく見かけるのが、次亜塩素酸空間除菌脱臭機として話題のパナソニック・ジアイーノシリーズ。空気清浄機なら1万円以下から手に入るのに、ジアイーノのような次亜塩素酸空間除菌脱臭機となると10万円以上で売られている。何となく良さそうなのは分かるけど、空気清浄機と何が違うかがよく分からない。どっちが良いの?!

今日の記事では、一般的な空気清浄機と次亜塩素酸空間除菌脱臭機の違いを知り、大手ブランドではないけど、ジアイーノと同等な機能を持つことが期待されている「次亜塩素酸加湿器 KHM-6010」の詳細について紹介して行きますので、ぜひ最後までご覧ください。

空気清浄機と次亜塩素酸空間除菌脱臭機の違い

空気清浄機は、空気中に浮遊する花粉やハウスダスト、タバコの煙やPM2.5などを集じんフィルターでキャッチして空気をキレイにする家電です。その一方、「ジアイーノ」は次亜塩素酸で汚れた空気を除菌・脱臭し、空気中に漂う浮遊菌や付着菌、ペットや赤ちゃんのおむつ、理美容サロンでのヘアカラー、パーマ剤など発生し続ける「ニオイ」への対策に特化した生活家電となっていて、空気清浄機と次亜塩素酸空間除菌脱臭機では、使用目的がまったく違うことになります。

つまり、「空気をキレイにする」という点に関してはどちらも同じなのですが、空気清浄機はホコリや花粉などの集じん機能を重視し、次亜塩素酸除菌脱臭機が脱臭と除菌機能を重視しているという言い方をすれば伝わりやすいでしょうか?

画像はパナソニック・ジアイーノ紹介ページからお借りしました

次亜塩素酸空間除菌脱臭機であるジアイーノは、水道水と専用の塩タブレットを使った電気分解を行うことで次亜塩素酸を発生させ、除菌・脱臭に働きかけます。なお、放出される次亜塩素酸は安全試験済みの低濃度なものなので、子どもやペットのいる環境でも安心です。また、除菌脱臭反応時にほんのりと塩素のニオイがするのが特徴です。

ただ、テレビやネットCMで話題なことから気になっていても、10万円以上という価格と、ランニングコストとして発生する専用の塩タブレットが約3,000円することから、ジアイーノの購入は検討したものの見送りになっているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?この専用塩タブレットを使用することなく、どなたの家にもある食塩で同じ仕組みを実現したのが今回ご紹介する「KOIZUMI KHM-6010」になります。

次亜塩素酸加湿器 KHM-6010の魅力とは?!

パンフレットのキャッチコピーを見ると次亜塩素酸加湿器とは書いてありますが、除菌脱臭機とは書かれていません。ただ、詳しく見ていくと、ただの加湿器ではないことが見えてきます。KHM-6010は水道水に家庭用の塩を投入して電気分解することで、電解次亜塩素酸水を生成するとなっていて、北里環境科学センターの実験室内では99.9%の浮遊菌を除菌したことが報告されています。(報告書 No:北生発2020_1618号)

ちなみに、こちらの実験室の広さが25㎡なので、25㎡=15畳=7.5坪で一般的な理容椅子2~3台の理容室面積と同じと考えられますが、KOIZUMI社内のテストでは、もっと広い空間でも同等の結果が得られたそうです。また、アンモニア除去試験でも30分間の作動で92%の除去が確認報告されています。これが、ペットや赤ちゃんのおむつ、ヘアカラー剤、パーマ剤の脱臭にも効果的に働きかけます。(日本食品分析センター報告書 No:第215083300-0101号)

さらに、花粉吸着フィルター+活性炭フィルター+HEPAフィルターの三重構造フィルターを採用することで、次亜塩素酸除菌脱臭機では苦手とされている空気中に浮遊する花粉やハウスダスト、タバコの煙やPM2.5などを集塵することが可能になっています。つまり、次亜塩素酸による除菌・脱臭と空気清浄機の機能を揃えた加湿器というご紹介となります。

空気清浄加湿器「KOIZUMI KHM-6010」の実機撮影

それではデモ機が届いたので、さっそく実機を見ていきましょう!見た目は幅32cm、奥行28cm、高さ40cmで一般的な空気清浄機、加湿器と変わらないように見えます。

続いて背面の確認です。背中には容量6リットルの大型タンクを背負った形になっていて、取り外して給水することが出来るので、タンクのお手入れも簡単になります。本体側面には花粉吸着フィルター+活性炭フィルター+HEPAフィルターの三重構造フィルターがセットされた吸込グリルが見えます。

なお、ご使用時は、タンクを水道水で満水にして付属の専用さじで2~5杯(0.8~2g)の食塩を投入して運転してください。この時の注意点ですが、必ず水道水をご使用ください。浄水器の水、アルカリイオン水、ミネラルウォーター、30℃以上の温水などを使用すると、正常に電解できなくなることから、カビや雑菌が繁殖し、悪臭や故障の原因になることがあります。

また、本体内部には、除菌水フィルターがセットされていますが、使っているうちに水道水に含まれるカルキやミネラル、不純物が付着し除菌能力、加湿能力が低下するので、先ほどの三重構造フィルターと合わせ、お手入れをお願いします。

その他の機能としては、チャイルドロック、12時間範囲でのタイマー設定、電解濃度切替、運転強度の切替などが行えるようになっていて、また、キャリーハンドルがあることから、理美容サロンでのご利用後はバックヤードやご自宅でもご利用いただけます。

なお、オープン価格のため希望小売価格はありませんが、大手家電量販店では55,000円(税込)前後で販売されていました。また、限定50台にはなりますが、サロン価格の設定もありますので、全国のニチリ製品取扱いディーラーにお問い合わせいただくか、FacebookメッセージやLINEトークからご相談いただければと思いますので、よろしくお願いします。