敏感肌に優しい熊野筆パックハケで嬉しいお声をいただきました

お顔そりを終えたお肌は、加齢により厚く固くなった老化角質をカミソリで取り除いたばかりの状態なので、普段の敏感肌以上に「超敏感肌」になっています。だからこそ、タオルもパックハケも超敏感肌に対応したものをお使いになっているかと思います。

そんな時に皆さんが気にされているのが肌に優しいパックハケ。今から10年以上前、パックハケと言うと二枚の薄い板で毛を挟んだものが主流でした。その頃の皆さんのお悩みと言えば、パック剤自体をハケが吸い込んでしまって塗りにくいのと毛が抜けてお客様の顔に残ってしまうこと。

そんなことから、肌に優しく使いやすいパックハケ探しが始まりました。取り寄せてみてはお顔剃りの現場で実際にお試しいただき、パック剤を吸い込まないか、また毛が抜けてお顔に残ることは無いかなど、考えられる限りのパックハケを試した末にようやくたどり着いたのが熊野筆パックハケでした。

こちらのハケは、約190年の伝統を誇る広島県安芸郡熊野町の伝統産業である、経済産業大臣指定の伝統的工芸品の「熊野筆」の製法を守って製造され、熊野筆事業協同組合による認定を受けているものだそうです。原毛を肌あたりの優しい筆にするために、このように小さな筆でさえも、熊野筆職人の手作りだけで仕上げていて、その製造方法の特筆すべき点は、筆の毛先を一切カットせずに、毛の根元側で長さ合わせすることで、筆先の柔らかさを実現しています。

ただ、この熊野筆パックハケにも欠点がありました。

熊野筆は専門職人が一本一本手作りすることから工芸品に近いものでもあり、抜群の肌触りの良さとは引き換えに、その取扱いには繊細な気遣いが必要となり、日に何度も使うと毛が抜ける、熱めのお湯を入れたシェービングカップにハケを漬けると、毛の根元を止めている接着剤が溶け出し、毛がゴッソリ抜け落ちてしまったというトラブルもありました。

そこで、この肌触りの良さを残したまま、高品質・高耐久性商品をと熊野筆工房にオリジナル商品開発の協力を依頼し、数回の試作品を経て、いよいよ完成版に近いサンプルが上がってきました。

オリジナル熊野筆パックハケが完成

先日も、熊野筆パックハケは初めて!という女性理容師さんにお送りしたところ「このパックハケ、めっちゃ良いです!今までのと全然違います!」と喜びのLINEを送っていただきました。また、柄が丸いことで、口や目の周りなどの細かなところでも筆先を自然に回すことが出来るのも、今までになかった便利な点だそうです。

なお、こちらのパックハケは税別1,200円でのお届けとなります。なお、オリジナルオーダー商品のため、一度品切れになると入荷までにかなりのお時間をいただくので、1本は予備で置いておくなど、余裕を持ってのご発注をお願いします。

それではまた!

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