女性お顔そりビジネスで頑張るっ!と心に決め、わずか3年で月間お顔そり客数100名を達成!

「おはようございます!昨日101名を超えました!」とご連絡をいただいたのは、2018年の理容まつりin浅草で初めてお会いした女性理容師さん。女性お顔そりだけで毎月100名以上のご来店をいただいている多くの女性理容師さんと出会ったことで「私にも出来るんだっ!」と心が動き、シェービングスクールに申込みをし、卒業とほぼ同時にお顔そりルームを理容サロン内に開設したのが、ちょうど3年前の8月1日のこと。

その後、リピーターが増えないことに悩んだり、月間30~40名の来客からなかなか客数が増えなかった時期が長かったかも知れません。お顔そりルームオープンして1年半が経過した12月の段階で30名。このあたりは、努力曲線と呼ばれるグラフとピッタリな、まるで亀の歩みのような成長に感じられる(笑)

最初のころは、「あの人が出来るなら私にも月間100目は出来る!」と信じてお顔そりを学び、新聞折込チラシで新規集客しながら、アフターカウンセリングにも力を入れ、新規集客+リピーター集客が少しずつ形になるけど、だからと言って、努力に見合った結果がそのまま出ることはありません。最初のころは、「こんなに頑張っているのにどうしてお客様が増えないのだろう」という期間が長く続きます。

そして、いよいよ努力が報われる時期がやって来ます。2020年12月は月間30名だったのが、2021年12月は82名、そして2022年7月に月間101名と一気に成果が見えてきます。お顔そりに限らず、スポーツや楽器など技術習得が必要なことに共通しているのが、ある日突然のように結果が出始める動き。これをブレークスルーとか、ブレークスルーポイントと呼んだりします。

月間100名達成から1週間めには、女性理容師さんのお手元に月間100名を記念する「SUCCESS100ディプロマ」が届けられました。

多くの女性理容師さんを見ていて感じることがあります。やはり、お顔そり技術を高めることに意識を向けている方は、時間はかかっても必ず結果を出しています。逆に、お顔そりそのもので集客することを忘れ、オプションパックやエステなどの種類ばかり増やしたり、常に新しい化粧品や道具ばかり追いかけて、お顔そり技術そのものの向上に力を入れない方は、なかなか結果を出しにくいようです。

これは、もっと良いピアノがあれば…あのバイオリンを持てば…人を感動させる音楽を聞かせられるのでは?とか、サッカーボールを他のメーカー製にすればゴールが決まりやすくなる?グローブを変えれば守備が上手になる?バットを変えればヒットを量産できるかも?クラブを変えればゴルフスコアが伸びるかも?という考え方と同じです。

まずは、自分のお顔そり技術そのものを高めることが一番大切なのであって、そのすばらしい技術を支えてくれるサポーターになるのが、お顔そり化粧品やカミソリなどの道具になります。お顔そりビジネスで頑張ろう!と心に決めた方は、ぜひ、あなたの持つお顔そり技術を上げるための勉強をされてください。技術を学ぶために費やした努力はあなたを裏切りません。

以前にもご紹介したことだけど、お顔そりビジネスで成功したいと思っている方にお伝えしていることがいくつかあるので、改めてご紹介しておきましょう。

お顔そりビジネスで大事な言葉

  • 稼ぐためには学ぶこと、学ぶことは真似ること。
  • 実際に稼いでいる人の施術を受けて、親しくなって友達になろう
  • 数字は人と比べず、過去の自分と比べる
  • 自己投資こそ最高にして最大の先行投資!人に会おう!本を読もう!
  • お顔そりで月間売上100万円は普通の女性理容師さんが誰でも出来る。
  • 一日5人,月間20日間営業で来客数は100名。1日5人ならすぐに集まる。
  • 継続は力なり。稼げるまで諦めない。努力は自分を裏切らない。
  • 今日が一番若い日。10年前だったら…と口にするのは自分への言い訳。

ちなみに、「学ぶ」と「真似る」という二つの言葉は、「真似ぶ(まねぶ)」という言葉が語源だと言われています。「真に似せる」から「真似る」、「誠に習う」から「学ぶ」になったとも言われていますが、どちらも学ぶことは真似ることの意です。習うの「習」という漢字も、ひな鳥が羽を動かしながら飛び方を学ぶことから作られたという話もあります。

つまり、伸びない人は「真似ることを通じて学ぶことが出来ていない」し、真似ることで基礎力をあるレベルまで上げられるはずなのに、十分に真似ることが出来ないうちに自己流に戻ってしまうことで、お客様が「また来たい!」と思うお顔そり力を提供できなくなってしまうことにもつながります。「稼ぐためには学ぶこと、学ぶことは真似ること。実際に稼いでいる人の施術を受けて、親しくなって友達になろう!」を忘れなければ、努力曲線のブレークスルーポイントは必ずやってきます。

古くから伝わるもので、自己流を戒める言葉として「守破離」というものがあります。

守破離(しゅはり)とは、茶道や歌舞伎、剣道など修行における段階を示したものです。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。続いて「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。そして「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。

つまり、決まりや作法を守り身につけ、改善・改良のために型破りをしても、元の型から離れて新たな型を創造したとしても、基本の型を忘れてはいけないと説いていて、その基本と言うのが、高いレベルのお顔そり技術となります。高い技術レベルにいくことなく、自己流というオリジナリティを出しても思ったような結果は得られません。段階的に少しずつ進化していくことは大切ですが、その時も初心を忘れず、お顔そりの基本はカミソリ走行の基本にありという気持ちを持ち続けていたいですね。それではまた。