お顔そりビジネスで成功するための近道は、あなたの持つ強みを活かした集客方法!

皆さんは「ユニークセールスプロポジション」って用語を聞いたことがありますか?ユニークセールスプロポジション、通称「USPは」は、あなたの提供する技術商品やサービスが、他のお店とどのように違っていて、なぜその商品を選ぶべきかを明確に伝えていく情報発信ポイントのことです。と言葉で書いても難しいですよね?このことを女性理容師さんにお伝えする時に使っている言葉がこちら。

新規のお客様数を集めるのは「お顔そり美容法基本メニュー」に集中して行い、客単価アップはリピーターで来店されるようになったお客様へのオプションメニュー、エステメニュー提案で行ってくださいね!

お顔そりは理容師という国家資格を持った人にだけに認められている技術です。ところが見た目のオシャレさやイメージが先行するのか、ついついエステメニューで集客している女性理容師さんも少なくありません。でも、特別な資格を持っていなくても、誰でもいつでもお店をオープンすることが出来るエステサロンと集客競争をしても、有利な立場を立つことは出来ません。

例えば、ユニークセールスプロポジションが必要なことを説明するために、レッドオーシャン・ブルーオーシャンという言葉を使うことがあります。エステでの集客とお顔そりでの集客は、多くの強豪サロンがひしめき合うレッドオーシャンでの集客、そして、理容師の国家資格を持った人にしかできない独自の強みである「女性お顔そり」という競争相手の少ない市場がブルーオーシャン。

この場合、エステ業界というレッドオーシャンで強みを発揮できるのは圧倒的な資本力を持ち、多店舗展開して多額の広告宣伝費をかけ、低価格競争にも負けない価格競争力を持った人です。ところが女性お顔そりで集客していきたい!と願っているのは一人営業の女性理容師さんであることがほとんど!当然のことながら、大手と同じような集客方法で、リピーターとして通ってくださる質の良いお客様を集めるのは難しくなります。だからこそ、競争相手の少ない「女性お顔そり」という市場で集客していくことが大切になり、これがブルーオーシャンと呼ばれる市場です。

ちなみに、カットオンリーの低価格理容サロンとフルサービス総合調髪サロンの場合も同じです。1,300円カットサロンがあるとします。朝から晩までいつも忙しそうにスタッフが働いています。でも、同じ駅前に1,100円のお店が出来ました。お客様は単純に安い方に移動します。つまり、お店選びは価格で行っている業態なので、常に地域で一番安いお店が選ばれやすくなります。

そうしたレッドオーシャンに対して、地域のご夫婦サロンがカットオンリーメニューで低価格競争に挑もうとしても疲弊するばかりです。逆に、ご夫婦サロンの持つ独自の強みを発信することで集客していくことがブルーオーシャンでのビジネスとなっていきます。

このように、レッドオーシャンではなくブルーオーシャンで集客していくために必要になるのが、「ユニークセールスプロポジション」という、あなたの提供する技術商品やサービスが、他のお店とどのように違っていて、なぜその商品を選ぶべきかを明確に伝えていく情報発信、つまり、「定期的に女性お顔そりでお肌の集中ケアをすることで、年齢に負けない美肌をいつまでも保つことが出来る」という価値を伝えていくことになります。

そのために必要になってくるのが、店頭でのお顔そり情報発信であったり、地域への新聞折込チラシであったり、ホームページの充実になってきます。具体的な話はこちらの記事でも紹介しているので、良かったらご覧になってください。

新規の女性お顔そり客を集客するポイントは?
お顔そりをもっと頑張りたい女性理容師さん必見!

ユニーク・セリング・プロポジションは自分たちのような理容ディーラーでも活用されています。同じ商品を買うのなら値段が安いディーラーから買うという、価格でディーラー選びをする方もいます。すると「他のディーラーよりも安くします!」という資本力のあるディーラーが現れて価格競争となり、個人営業ディーラーはどんどん疲弊していきます。

だからこそ、ディーラー一社一社はそれぞれが独自の価値を発信することで、お客様から選ばれることをめざしていくことが大切となり、それこそがブルーオーシャンへとつながる道だと信じ、こうしてブログやSNS、ホームページで発信を続けています。そう考えると、集客は理容サロンもお顔そりサロンも、また我々ディーラーも一緒だということですね。

ここで自分が好きな言葉を皆さんにお伝えします。それが皆さんも愛用されている、iPhoneやAirPods、Apple WTATCHなどを開発し続けるアップル社の創業者であるスティーブ・ジョブズ氏の明言。

スティーブ・ジョブズ氏の言葉

美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当は何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。

ライバルがバラを10本送ったから、自分は15本送る。でも、その美しい女性はバラが5本多いことを本当に望んでいるのでしょうか?美しい女性が望んでいることを思い測り、もしかして、あなたがお望みのことはこれではありませんか?と提案した時、人は「そうそう!私はこうして欲しかったの!」と気づいてくれ、その提案をしてくれた「あなた」を大事な人として受け止めてくれます。

女性お顔そりの持つ価値をしっかりと発信し、価値ある技術商品を提供し続けることで、多くの女性客から選ばれるようになり、それはいつか「帰るときに次回予約していかないと予約が取れなくなるサロン」へと進化していきます。もし、今日のような話についてもっと詳しく勉強したくなったら、中田敦彦さんのYouTube大学にあるこれらの動画もオススメです。

【ランチェスター戦略①】弱者が強者に勝つための法則

また、動画内で紹介されているこちらの本も良かったら読んでみてくださいね!

それではまたよろしくお願いします。