メンズ客単価アップをお考えの理美容師さんへ！染め切らないという新しい発想のメンズシャドウカラーでファーストグレイ世代獲得へ！

ファーストグレイのお客様が白髪染めに対して持つイメージは、「短いサイクルで染め続けなくてはいけない」、「施術に時間がかかる」、「いかにも染めた感じになる」というネガティブなもの。特に、まだ若いのにモミアゲや分け目から白髪がチラホラ見えて気になり始めたことで、この先が心配と言う30代から40代の方にぜひ知っていただきたいのが短時間・プチプラでカッコよくなれるメニュー「メンズシャドウ」。えっ？白髪ぼかしと一緒でしょ？という理容師さんにも分かりやすく違いを説明し、ファーストグレイ層を取り込むためのセミナーのご紹介をしますね。

その前に、リクルートが実施した「白髪・グレイヘアに関する意識調査2022」を見てみましょう。男性で白髪が気になり始める平均年齢は37.1歳、白髪染めを始めた平均年齢は39.8歳、また、理想とする白髪のカラーリングについて男性は「濃い黒などの地毛の色で隠したい」が64.1%とダントツトップ！男性は髪色を変えずに白髪を馴染ませたいと考えているのが分かります。そのせいなのか、このブログの中でも“理容室で白髪染めする男性が急増？意識調査で「白髪を隠す」より「なじませる」割合が増加”という記事は他の記事に比べてアクセス数もかなり多め！

こうしたお客様のニーズをとらえ、白髪を染め切らずにグレーで馴染ませるという新発想から生まれた新メニューがメンズシャドウ。白髪を黒く染めてしまうと根元の毛がが少し伸びてきたときに染めた黒と伸びてくる白の段差がクッキリでしまうけど、黒く染めるのではなく白髪をグレーで馴染ませるので境が目立たず、色が落ちてきても赤味が出ずグレーが薄くなるだけなので、カット2～3回している間に1回メンテナンスすれば十分。しかも施術時間が塗布開始からカラーリング終了までわずか15分というクイックメニューなので、カット中のアプローチも簡単。

ところが、うちのお店は白髪ぼかしを20年前からやっているよ…という理容サロンも少なくなく、「白髪ぼかしとメンズシャドウって一緒でしょ？」とお考えの理容サロンがまだまだ多いので、この記事では白髪ぼかしとメンズシャドウの違いであったり、メンズシャドウはどのようなお客様にどのようにお勧めしたら良いかを一緒に考えていきましょう。

白髪ぼかし

仕上がりで言えば、白髪であることは変わらないけど、白髪量がほんのりと少なく見えることで若々しく感じられるイメージ。自分では結構暗くなったな…とは感じるけど、周りの人には白髪ぼかししていることを気づかれにくいので急にイメージが変わることに不安を持つ男性にオススメです。

メンズシャドウ

色味の特徴としては白髪にやや濃いグレー系の色調を加えることで自然な影をつくり、白髪が目立たなくなり、色が落ちてきても嫌な赤みが出ず自然にグレーが薄くなり元の色に戻っていきます。白髪が出始めて年齢より上に見られる方や白髪と黒髪のギャップをある程度なくしたい方、退色して赤茶けた色が嫌で染めたくない方にオススメで、仕上がりイメージはほぼ元の髪色のまま白髪が見えなくなります。

今回はメンズシャドウを中心にお客様別のアプローチ方法であったり、白髪ぼかしから本格白髪染めへの移行、メンズシャドウから白髪が増えて来ての白髪ぼかしへの移行などを学びながら、白髪が目立ち始めて気になってはいるけど、そのままで良いか？と思っている方、また白髪が気になっているけどどうしたら良いか自分では決めかねている方へのアプローチなどを学ぶセミナーを開催します。

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