『理容室革命』に学ぶ、小規模サロンが「選ばれる理由」と「適正な利益」を作る仕組み

理容サロンの皆様とのご相談・ご注文といったやり取りの中で、時おり感じることがあります。「何か新しい風を取り入れなければ」という想いを抱えながらも、目の前のお客様一人ひとりに全力で向き合っているうちに、気がつけば今日も一日が終わっている。そんな、真面目で一生懸命なオーナー様ほど、心の中に「このままでいいのだろうか」という、言葉にできない小さな違和感を抱えていらっしゃるのではないか……と。
もし、そんな漠然とした不安を解消する「次の一歩」を探していらっしゃるのであれば、一度こんな本をお読みになってみてはいかがでしょうか。先日、著者の安村彰浩さんより贈呈いただいた新刊『理容室革命』(2025年12月1日発売)です。

著者の安村さんは、自身も家業を継いだ二代目理容師であり、現場の苦悩や葛藤を誰よりも肌で感じてきた方です。だからこそ、本書に記された「好きな仕事を、好きなまま続けるために」というメッセージには、同じ理容の現場を知るからこその説得力があります。
「当たり前」への気づき
安村さんは本書の冒頭で、経営をラクにするための第一歩は、長年信じられてきた業界の「当たり前」を疑うことだと述べています。私たちが「理容業界ではこれが普通だ」と思い込んでいる以下のような項目が、実は今の時代とズレ始めており、経営の足かせになっているケースがあるそうです。
- 「週休2日は無理」
- 「価格を上げたらお客様が来なくなる」
- 「すべてのお客様の希望に徹底して従うべき」
これらを「今のニーズに合っているか?」と再定義し、自分に合ったやり方にアップデートしていくこと。この「視点の切り替え」こそが、現状を大きく変えるきっかけになると説かれています。

豊かさを手に入れるための5ステップ
本書では、小規模サロンが理想の経営を実現するためのプロセスが、5つの段階に沿って体系的にまとめられています。
- 自分のサロンを徹底分析する(Part 1): 数字を「動きを変えるヒント」として捉え、自店の現状を可視化します。
- 魅力を最大化して差別化する(Part 2): 「技術があるのは当たり前」という前提から一歩進み、お客様が「この店に行かなきゃ」と思う理由を明確にするステップです。来てほしい人をはっきり決めることで、「迷わない経営」へとシフトします。
- 高単価で利益を引き上げる(Part 3): 「総合調髪のまま」という慣習から卒業し、価値に見合った適正な利益を得るメニュー設計を学びます。自然と単価がアップする仕組みなど、客単価を劇的に引き上げるための具体的なノウハウが公開されています。
- 経営の方向性を定める(Part 4): 年収や休日など、めざす「働き方のゴール」から逆算して長期目標を立てます。
- 自然と継ぎたくなる店をつくる(Epilogue): 次の世代へ誇りを持って繋げるための、理容師人生の「終わらせ方」を考えます。
特に、自店の強みを再発見する「Part 2」と、利益構造を根本から見直す「Part 3」には、具体的な変え方が分からず行動できずにいるオーナー様にとって、即効性のあるヒントが詰まっていました。
購入方法・書籍詳細はこちら
本書『理容室革命』の詳細確認やご購入については、出版元であるブランクエスト・パブリッシングの公式サイトをご覧ください。
- 書籍名: 理容室革命
- 著者: 安村 彰浩(株式会社WIZARD代表)
- 出版社: ブランクエスト・パブリッシング
- 公式サイト: https://blancquest-publishing.co.jp/news/20251202-1
最後に
本書で語られているのは、決して無理な努力や大きな賭けではありません。大切なのは、「どうすればもっと豊かな人生を送れるか?」という視点を持つことだと著者は述べています。ほんの少しの視点の切り替えと、ちょっとした勇気を持つことが、昨日とは違う新しい風をサロンに呼び込むきっかけになるはずです。

まずはこの本を開き、ご自身のサロンの未来を思い描く一歩を、あなたらしく踏み出してみてはいかがでしょうか。
