冷たいっ!を解消!適温アシストプラスでカラーメニューをランクアップ!

白髪染めであったりファッションカラーのリタッチなど、ヘアカラー剤を毛の根元に置いた瞬間、お客様が「冷たい!」って顔をして首をすくめることはありませんか?!塗る前に「ちょっと冷たいです…」と言いながら塗っているのだから理美容師さんにとっては当たり前のことかも知れないけど、お客様にとって冬場の冷たいヘアカラーは気持ちの良いものではありません。かと言って、塗布前にヘアカラーを温めてしまうと反応速度や色味が変わってしまうので、湯煎で温めることも出来ない。そんなお客様の「不快」と「不満」を解消してくれるのが、ヘアカラー剤を快適な温度にしてくれる「適温アシストプラス」。

使い方は簡単で、ヘアカラー希望色の1剤と過酸化水素6%の2剤を混合した薬液に対して、適温アシストプラスを10%混ぜてあげるだけ。適温アシストを加えたヘアカラー剤はすぐに温度上昇を始め、冷たさを感じない温度へと薬剤を温めてくれます。

今回は実際の温度変化を知るため、ヘアカラー剤に適温アシストを入れて時間とともに変わっていく温度を経過観察してみました。なお、テストに使用したヘアカラー1剤は20g、2剤も同量の20gです。また、ヘアカラー用2剤は6%でご使用ください。6%以外で適温アシストプラスをお使いの場合、色ムラを起こしたり適温効果が薄れる場合があります。まずは、適温アシストプラスを加える前の温度を計ったところ、室温と同じ20℃でした。

それでは時間の経過とともに変わっていく温度を見ていきましょう。

ヘアカラーの混合薬剤40gに対して適温アシストプラスを4g加え、ヘアカラーブラシで軽く混ぜるとすぐに温度上昇が始まり、10秒後には10℃アップの30℃、20秒後には16℃アップの36℃、30秒後には20℃アップの40℃になりました。人は体温以上であれば暖かさを感じるものなので、適温アシストプラスを加えて10秒後でも冷たさを感じることはなく、20~30秒以上であれば「温かい」と感じる薬剤温度になります。

さらに、適温アシストプラスは冷たいヘアカラー剤を適温に上げる効果以外に、16種類のアミノ酸を配合することで髪のうるおいを保つトリートメント効果であったり、医薬品や化粧品にも使われている皮膚保護剤の「アラントイン」を配合することで、抗刺激、抗アレルギー作用も持ち合わせ、頭皮への刺激緩和へと働きかけてくれるので、ここでもサロンカラーの価値を大幅に引き上ることで、有料メニュー化も可能となってきます。

その後1分を過ぎると43℃ほどと湯船のお湯と変わらない温かさになってキープされ、時間とともに少しずつ温度が下がっていきます。

あとお求めの際の注意点ですが、適温アシストプラスの旧タイプ商品として「適温アシスト 600g入り」が流通在庫で残っています。こちらは温度上昇がやや低めで、また持続時間も短いので、「適温アシストプラス」の「プラス」であることをご確認の上でご利用ください。なお、適温アシストのサロン価格は600g入りで税別2,800円となります。ヘアカラー混合薬剤60gに対して100回分入っているので、コストもそれほどかからないのが魅力です。

それではよろしくお願いします。