今がチャンス!理美容サロンで使いやすい補助金採択への成功ポイント!

読者の皆さんは助成金や補助金を活用したことがありますか?弊社でもコロナ禍でIT導入補助金を活用して社内のパソコンやネットワーク、プリンターなどを一斉に入れ替えたことがあります。ここで助成金と補助金は言葉が似ていますが、実はまったくの別物なのです。助成金は対象者や対象活動などの基準を満たしていれば、ほぼ100%採択されます。ところが、補助金は企業の事業サポートを目的にしている事もあり、予算が限られ、さらには定員も設定されており、申請のタイミングや内容によっては採択されない場合もあります。

なので、利用したい助成金や補助金がある場合は、それはどのような目的であるのか、要件や募集期間などを理解して申請するのがよいでしょう。理美容サロンが過去に申請した取り組み例としては、設備投資、店舗改装費用、チラシ作成、ウェブサイト開設費用、ソフトウェア購入などがあり、具体的にはこのような事業名称で採択された例があります。

過去の採択事例事業名称は?

  • 高齢者・シニア世代の利用を促すやさしいバリアフリーな店づくり
  • ヘアケアメニューの充実化
  • 炭酸シャンプー機器の導入による顧客獲得
  • フェイシャルメニュー導入によるワンストップ的サロンサービス
  • 脱毛メニュー導入による生産性アップ
  • 最高級のホスピタリティーと癒しの空間を与える理容院への設備投資
  • 地域の高齢化に伴うサービスと顧客満足度向上のための理容椅子導入

では、具体的にどのような補助金募集があるのかを見ていきましょう!こちら東京都足立区と東京都新宿区の一例です。

足立区補助金

新宿区補助金

なお、2024年6月時点、東京都で活用できる補助金・助成金・支援金もご紹介しますね!

新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業

エネルギー、原材料価格や人件費の高騰が長期化するなど、課題が山積する中で、コロナ後の需要回復や消費者ニーズの変化といった新たな経営環境に柔軟かつ迅速に対応するため、中小企業が創意工夫を活かして、既存事業を深化・発展させる事業計画を作成した場合に、経費の一部を助成するとともに、専門家による運用改善などのアドバイスを実施します。

  • 助成限度額:800万円(補助率 2/3)
  • 目的:経営改善・強化/新規事業・第二創業/設備投資/生産性向上・業務効率化
  • 対象経費:専門家謝金・機械装置等費・ソフトウェア購入費・システム購入・構築費
  • 退場事業者:中小企業・個人事業主
  • 公募期間:令和6年7月1日から令和7年3月14日まで
  • 公式サイト https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/kankyo-sokuo/index.html

創業助成事業 第2回

都内創業予定者又は創業して5年未満の中小企業者等に対し、賃借料・広告料・従業員人件費・市場調査分析費など創業初期に必要な経費の一部を助成。

  • 助成限度額:400万円下限100万円(補助率 2/3)
  • 目的:起業・創業支援及び経営改善・強化
  • 対象経費:賃借料・広告費・器具備品購入費・専門家指導費・従業員人件費・市場調査分析費等
  • 退場事業者:都内での創業を具体的に計画している個人または創業後5年未満の中小企業者等
  • 公募期間:令和6年9月25日から令和6年10月4日まで
  • 公式サイト https://startup-station.jp/m2/services/sogyokassei/

こうした補助金・助成金を上手に活用し、新しい時代に合わせたサロン作りへとお役立てください。それではよろしくお願いします。