古き良きアメリカを彷彿!ヒッコリーデニム生地を採用、首回りは銅ボタンで留めるという贅沢なシェービングケープが新登場!
1927年、当時のアメリカの主要な輸送交通の手段であった鉄道の作業員のために、ヒッコリーと呼ばれるストライプ柄のデニム生地が新たに考案されました。ヒッコリーデニムは丈夫なのはもちろん、ストライプ柄で石炭による煤(すす)やオイルなどの汚れが付いても目立ちにくく、デニム地の紺と白糸が爽やかな印象。暑い蒸気機関車の中で働く作業員にとっては、まさにぴったりな服でした。
とにかく作業着としての丈夫さを求めて作られていたそれまでのものに、汚れが目立たない、見た目が爽やかなどのファッション的な要素をプラス。その機能性とデザインが鉄道作業員だけでなく、鉱山や工場などで働く労働者たちからも人気を集めワークウェアの定番デザインとして広く愛されるようになっていきました。
今回ご紹介するシェービングクロスはデニム生地第二段!としてヒッコリーデニム生地を採用し、首回りの調整を銅ボタンで留めるという今までにない贅沢なもの!使い込むたびに味が出るヒッコリーデニムは使い込んでいく過程も楽しんでいただける生地であり、長く愛されるシェービングアイテムとなります。
銅の留めボタンは2コ、止める側は1コなので、長さ調整は2段階。マジックテープのようにどこでも留まるというものではないので、この辺りは割り切りが必要かも?
全体のシルエットとモデルさんが描けた状態はこちらになります。
なお、デニム生地採用の第一弾として、ウォバッシュストライプデニム地のものがありました。こちらは1910年代初頭からワークアイテムとして知られているもので、インディゴ生地に色を抜いて染める抜染手法として知られていますが、1940年代以降は大量生産の波にのまれるように市場から消していったため、ヴィンテージ市場に出回ることも少ない、幻の生地のシェービングクロスです。
現品のシェービングクロスを実際に目で見て手で触れて感じるのは、ウォバッシュストライプデニム生地のものは分かりやすく言えば下ろしたての厚手ジーンズ。使い込み、洗いこむことで変化していく色と風合いを楽しむものというイメージです。これに対して、今回発売されたヒッコリーデニム生地のものは使い込んだ味わいのある、やや薄手のデニム生地。薄手といっても、ジーンズを想像すると分かるように、デニム生地そのものが厚みのあるものがほとんどなので、第一弾のウォバッシュストライプデニムは重さと厚みのある秋冬専用、そしてヒッコリーデニムはオールシーズンタイプで使いまわししやすい印象。
なお、商品名は「LONY ENTRAIDE シェービングクロス LESE101」で素材は綿100%のヒッコリーデニム。サイズは105cm×106cmという一般的なサイズで留めボタンは銅を採用し、サロン価格は4,980円(税別)となっています。お問い合わせやご注文は、Facebookメッセージ、LINEトークからお気軽にお声掛けください。
それではよろしくお願いします。