給湯機のお湯が出ない?!今季最強の寒波が接近中!日ごろ寒冷対策を気にしないサロン様も給湯器にご注意!凍結予防と凍結した場合の対応策を解説!

天気予報を聞いていると今週末から来週、特に1/25(水)と1/26(金)は都内でもかなり冷え込む一週間となる見込みです。東北や北陸、北海道の理美容サロン様は比較的慣れているけど、東京のサロン様は水道凍結などほとんど経験がないことから、万が一に備えての対応方法をお知らせしておきますね。この記事を読むことで、給湯器の凍結を防ぎ、また凍結した場合もあわてずに対応できるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

サロンを長期間留守にした場合や気温が氷点下4℃以下になると水道が凍結しやすくなります。屋外や北側で日の当たらない場所、風当たりの強いところ、むき出しになっている水道管などは特に注意が必要です。1/25(水)と1/26(金)は東京千代田区でも最低気温が氷点下3度の予報になっているので、都心以外の23区、多摩地区では気温が氷点下4℃以下まで下がることが予想されます。

一番心配なのは、理美容サロンで使うお湯を供給する給湯器の凍結。万が一に備えて凍結を防止する方法を知っておきましょう。今回は理美容サロンで数多く利用されているタカラベルモント製ダンリュウについて解説しますね。

凍結予防装置

ダンリュウには凍結予防装置が内蔵されています。リモコンボックスの運転スイッチを「切」にしていても、機内温度が3~5℃以下になると機器に組み込まれた凍結予防装置が作動します。給湯加圧循環装置は過熱循環ポンプと給湯循環ポンプが自動的に稼働し、流水や作動熱で凍結を予防します。また加熱装置ではヒーターが作動します。このため電源プラグをコンセントから抜いたりブレーカーを切ったりしないでください。

少量出水による方法

電磁弁給水シスターン方式

対応機種:EX910WT、EX-910T、EX911WT、EX-911WTM、EX911T、EX-760WT、EX-760T、EX-761WT、EX-761WYM

年に数回程度襲ってくる異常寒波来襲の場合は、リモコンボックスの運転スイッチが「入」の状態のまま、ダンリュウから一番遠い洗髪器のシャワーから1分間に200ml、コップ一杯程度の水だけ出し、リモコンボックスの運転スイッチを「入」のままにしておきます。翌朝にコックを閉め、洗髪器から湯水が出ることを確認します。

減圧逆止弁水道直結方式

対応機種:EX200S、EX200SD、EX-130S、EX-120S、EX-ECS15SD、EX-ECS15SD-1、EX-ECS10SD

「停止」の手順に従って最後にリモコンボックスの運転スイッチを「切」にする。ダンリュウから一番遠い洗髪器のシャワーから1分間に200ml、コップ一杯程度の水だけ出したままにする。翌朝シャワーから水が出ていることを確認した後、コックを閉め「運転」させる。湧きあがり後、湯水が出ることを確認する。

凍結した場合の対応方法

上記の予防を起こったのにも関わらずお湯が出ない場合は、まずは給湯機周りの凍結した場所を特定してください。多くは1次給水管または2次給水管という給湯器に水を引き込む配管になります。凍結した場所に見当が付いたら、その場所をハンドドライヤーで温めるか、タオルを巻いて30~40℃のぬるま湯をかけてください。

画像はウェブからお借りしました

どちらの方法でも解決しなかった場合

通常は気温が上がり、自然と凍結が溶けることで給湯器を使用できるようになりますが、お昼まで待ってもお湯が出ない場合は、タカラベルモント製品の修理サービスを専門に行っているタカラベルモント100%出資の会社「ベルモンドコミュニケーションズ株式会社」コールセンターまで電話でお問い合わせいただくか、アフターサービス依頼フォームから修理内容を記載して送信してください。

備えあれば患いなし、まずは凍結予防策をよろしくお願いします。また、この記事が良かったな!と思った方は、シェアしていただいたり、お友だちに教えてあげたりしていただけると嬉しいです。それではよろしくお願いします。