今治製ムシタオルや今治製仕上げタオルにも価格改定の荒波がやってきた!近いうちにタオル入れ替えをご検討のサロンはお早めのご準備がお得です。
昨年末、愛媛県は今治市にあるタオル製造元から打診されていた価格改定について、正式な案内が届きました。他メーカーのムシタオル、カラータオルなどはすでに値上がりしているので、今治ムシタオルもそのうちとは思っていたから、ある程度は仕方がないのかも。今日のブログ記事では、今治製ムシタオルの良さを理美容サロンの皆さんに改めて知っていただき、この気持ち良さをお客様にお伝えいただきたいと思っていますので、どうぞ、よろしくお願いします。
今治製ムシタオルとは?
ムシタオルに求められるのは、お肌とヒゲをシェービングに適した状態に蒸しあげることなのはもちろん、理容サロンで一番気持ち良いのがムシタオルと言われるほどに、その肌触り、高湿度高温度のキープ力が求められています。ところが、カタログから良いムシタオルを選ぶというのは難しく、大手メーカーで販売しているとか、重さが〇〇〇匁であるとか、値段が高いとかでは決めることができず、実際に、タオルスチーマーの中で80℃以上の湿熱で消毒し、シェービング時に顔に載せてお肌とヒゲを蒸し、シェービングし終わった敏感肌を拭き取りしてみないとタオルの違いは分からないものです。
そんな中、大和理器で取り扱いしているムシタオルの中で一番リピート注文が多いのが、愛媛県今治市にあるタオル工房にお願いしているオリジナルムシタオル。まずはこちらをご覧ください。
一つ一つのループが優しく、そして柔らかく編まれているのが伝わりますか?タオルの重さは310匁とムシタオルの中では決して重い方ではないけど、ヒゲの芯までしっかり蒸すことができ、何よりも、このタオルを乗せられたお客様が、「ムシタオル、前のと変わりました?!」と気付くほどの肌触りの良さ!タオルスチーマーに入れても、太巻き恵方巻ほど大きいわけでもなく、それほどふっくらには見えないのに、お顔に乗せると、思わず眠りに引き込まれてしまいそうな気持ち良さ。
今治製ムシタオルは、使う前に洗濯しなくてもしっかりと水を吸うタオルであり、柔軟剤を使用する必要がないほどしなやかで柔らかな肌触りで、その吸水性テストを行う時は、小さく切ったタオル片を水にそっと浮かべ、5秒以内に水に沈むかどうかを見るという方法で行われています。それも、未使用品と三回洗濯したものでテストするなどのかなり厳しいもの。これをクリアしないと今治製タオルとは言えないと言われています。
また、ムシタオルの使い方で一番気持ちが良いなと思うのは、1枚目に適温のムシタオルをお顔に乗せ、そのタオルの上にもう1枚ちょっと熱めのものを乗せ、さらにその上に薄手の乾燥タオル1枚乗せるという方法。これをされると、温かさがいつまでも持続するので、目をつぶっているお客様は、ほぼ確実に撃沈します(笑)
タオルの表示に出ている「匁」って何?
匁と書いて「もんめ」と読みます。匁という単位は今はあまり使われなくなった尺貫法の名残ですが、タオルの重さでは一般的な重さ表記で、つまりタオルの厚みの目安を表現するために使われています。例えば薄手の仕上げタオルは180匁、カラータオルは220匁、ムシタオルは300~320匁が多いという具合です。
そして、もう一つ、「匁」はある商品の重さを表す世界標準として使われています。それが、女性のアクセサリーとして誰もが憧れる真珠!真珠の重さは世界中で匁(momme)が使われています。真珠は、御木本幸吉が養殖に成功したことで有名なんですが、その後、世界的で取り引きされるようになった今でも、用いられる単位は養殖に成功した当時から変わっていません。
真珠の大きさ(直径)は「cm」、真珠のネックレスの長さは「inch」、そして真珠の重さは匁(momme)。アクセサリー専門店では「mon」と書くのが一般的なので、今度、お出かけの機会があったら、ぜひご覧になってくださいね。ちなみに、1匁(もんめ)=3.75gで5円硬貨と同じ重さになります。
理美容サロン向け今治特産タオルの種類と価格
今治特産ムシタオル310匁(12枚入り) サロン価格 3,650円(税別)
今治特産仕上げタオル210匁(12枚入り) サロン価格 2,250円(税別)
お値段を見て、「あれっ?そんなに高くないな…」と思いました?タオル工房との直接契約でオリジナル生産しているものなので、流通コストを抑えることが出来ています。ただ、価格は2022年3月現在のものであり、4月以降生産分からの価格改定要請が来ています。値上がり幅は12枚入りムシタオルで450円となる見込みなので、タオルに少し痛みが見えるな…とか、しっかり蒸せなくなってきたな…などでタオルの入れ替えをお考えのサロン様は、値上がり前の在庫があるうちにお声掛けいただければと思います。
さらに、タオル工房からのFAXには、綿糸価格の上昇が続いているため6月以降には再度の価格改定があるかも知れないと書き添えられていました。そうした意味も含めて、お早めにご検討いただけると良いかと思います。
また、今治製ムシタオルは大変に人気が高いことから、全国からの発送ご希望をいただきお送りしていますので、そうしたご要望がありましたら、FacebookメッセージやLINEトークからお気軽にご連絡ください。送料500円~、代引き手数料500円にてお受けいたします。なお、記事内の価格は税別となっていますので、よろしくお願いします。