タカラベルモント製品の年末年始対応は?修理スケジュールと給湯機対策まとめ

寒さが一段と厳しくなってきましたが、サロン機器の調子はいかがでしょうか?年末年始の繁忙期、サロン運営における最大のリスク、それは「給湯機の凍結・故障」です。
理美容機器メーカーであるタカラベルモントより、今季の「年末年始アフターサービス日程」が発表されました。今年はカレンダーの並びにより、「給湯機のみ対応可能な日」や「受付時間の短縮」など、変則的なスケジュールとなっています。
「うちは大丈夫」と思っていても、トラブルは突然やってきます。いざという時に「連絡先がわからない!」「今日は対応外だった!」とパニックにならないよう、メーカーの稼働スケジュールと、トラブルを未然に防ぐためのポイントを共有させていただきます。

まずは確認!年末年始のアフターサービス日程
こちらがタカラベルモントから発表された、2025年~2026年(令和7年~令和8年)の年末年始スケジュールです。
特にご注意いただきたいのは、「給湯機のみ対応」となる日があるという点です。セット椅子や促進器などの一般機器については、対応できない期間が長くなりますので、少しでも「調子が悪いな」と感じる機器があれば、早めのご相談をおすすめします。
■メーカー・コールセンター(故障・修理受付)
お電話はこちら tel:0120-194-222
■対応スケジュール詳細
| 日程 | 受付時間 | 対応内容 |
|---|---|---|
| 12/27(土)~29(月) | 9:00~17:30 | 通常対応 (給湯機・理美容機器) |
| 12/30(火) | 9:00~17:30 | 受付は全機種可 ※緊急出動は給湯機のみ |
| 12/31(水) | 9:00~12:00 | 受付は全機種可 ※緊急出動は給湯機のみ |
| 1/1(木)~1/3(土) | 休業 | 対応不可 |
| 1/4(日) | 9:00~17:30 | 受付は全機種可 ※緊急出動は給湯機のみ |
※1月5日(月)より、すべての業務が通常通り再開されます。
【ここがポイント!】
- 12月31日(水)は「午前中(12:00)」までの受付です。午後のトラブルは年明けまで持ち越しとなる可能性がありますので、午前中の動作確認を徹底しましょう。
- お正月の三が日(1/1~1/3)は完全休業です。この期間のトラブル対応はできませんので、下記の「凍結対策」がより重要になります。
トラブルを未然に防ぐ!給湯機の凍結対策と注意点
年末年始はメーカーの出動体制が限られるため、何よりも「凍結させないこと」が最大の防御策です。特に、寒波が予想される夜間や、サロンを数日間空けるお正月休み中は厳重な警戒が必要です。以下の3つのポイントを必ずチェックしてください。
1. ブレーカー(電源)は落とさない
給湯機には「凍結防止ヒーター」や「自動ポンプ運転」などの機能が搭載されている機種があります。これらは電気が通っていないと作動しません。長期休暇であっても、給湯機の電源プラグやブレーカーは絶対に切らない(OFFにしない)ようにお願いします。
2. 露出している配管を保温する
給湯機本体だけでなく、屋外に露出している「給水・給湯配管」が最も凍結しやすいポイントです。配管に保温材が巻かれていない部分や、つなぎ目部分が露出している場合は、保温チューブやタオルなどを巻き付け、その上からビニールテープで固定して冷気を遮断してください。
3. 「少量の水」を出し続ける(効果的!)
配管内の水が動いていると、凍結しにくくなります。氷点下が予想される夜間は、給湯機のリモコンの電源を「オフ」にした状態で、給湯栓(お湯側の蛇口)から「割り箸の太さ」程度の水を流し続けてください。(※浴槽などに貯まるようにしておけば、翌日の洗濯などに再利用できます)

もしも凍ってしまったら?【絶対NGな行動】
対策をしていても凍結してしまい、お湯が出なくなってしまった場合、焦ってやってはいけないのが「配管にいきなり熱湯をかけること」です。急激な温度変化で配管やバルブが破損・破裂する恐れがあります。
【正しい対処法】
- 自然解凍を待つ: 気温の上昇とともに解消するのを待つのが最も安全です。
- ぬるま湯をかける: どうしても急ぐ場合は、凍結している配管やバルブにタオルを巻き、その上から「ぬるま湯(30~40℃程度)」をゆっくりとかけてください。
電話が繋がらない時・受付時間外のご依頼について
コールセンターの受付時間外(夜間・早朝)や、年末年始の完全休業日(1/1~1/3)にトラブルが発生した場合は、Webからの修理依頼をご活用ください。電話が混み合って繋がらない場合も、こちらのフォームが有効です。
■アフターサービス依頼フォーム(24時間受付)
https://takara-bcc.co.jp/afterservice/
※フォームからのご依頼は受付のみとなります。折返しのご連絡や実際の対応は、翌営業日以降順次となりますのでご了承ください。
依頼時のポイント
フォーム入力の際、「故障箇所の写真」や「エラー表示が出ているリモコンの写真」を添付していただくと、状況が正確に伝わり、その後の対応がスムーズになります。
年末年始の繁忙期、サロン運営における不安を少しでも取り除き、安心して営業していただくために、ぜひこのページのブックマーク、またはスケジュール表のスクリーンショット保存をおすすめします。いざという時に「どこに連絡すればいいんだっけ?」と慌てずに済みます。万全の備えで、素晴らしい新年をお迎えください。
