アクノンヒゲブラシ天然毛シリーズは在庫限りでの終売が決定!今後はアクノン人工毛シリーズへ一本化へ!

ここへ来て飛び込んできたのが、理容業界で人気のヒゲブラシ「アクノン天然毛シリーズ」が在庫限りで販売終了になるという驚きのニュース!確かに、ヒゲブラシを作る職人の高齢化や後継者不足の話は聞いていたけど、ここでまた一つ匠の技で作られている道具が消えていくのか…と思うと感慨深いものがあります。

理容サロンならでは技術として人気なのがシェービングメニュー。シェービングブラシを使って保温カップの中で泡立てをし、フワッフワッの温かい泡を顔に載せ、これまた至福の気持ち良さともいえるアチアチのムシタオルで顔を蒸す瞬間…気持ち良いですよね~。ここで使われているのがヒゲブラシ、またはシェービングブラシといわれているものだけど、実はこのヒゲブラシ、1本1本が職人による手作り商品なんです。興味のある方はこちらの動画をご覧になってくださいね。

伝統の職人技 品質を極めた国産ひげブラシの作り方 『アクノン』

ヒゲブラシでは天然毛と呼ばれるいろいろな動物の毛を単品または混ぜ合わせ、様々な滑らかさ、コシの強さのものが作られています。ちなみにこちらが在庫限りで販売終了になる予定のアクノンヒゲブラシ天然毛シリーズ全7種です。

ここではそれぞれの動物の毛の特徴をご紹介して行きますね。

馬の毛

馬のたてがみと尾のうぶ毛、脚部の毛などをブレンドしたもので、繊維が太く、腰がある硬めの仕上がりになります。肌当たりは、ちょっと強めです。それだけにヒゲブラシの腰を出す内側中央部に使われることが多い毛です。

ヤギの毛

ヤギ(山羊)の毛はその部位により数段階に分類されるけど、その中でも身体周りの洞毛を使ったものをヤギの毛と呼ぶことが多く、馬の毛に比べると柔らかく、ボリュームが出るのが特徴です。

ヤギの上質毛

こちらはヤギの尾部分やヒゲを使ったもので、艶があり、粘り強いなめらかさがあることから、上質なブラシやハケ、メイクブラシなどに使用されています。また、その上品で滑らかな肌触りの良さから、熊野筆を代表とする女性用シェービングヒゲブラシでは主力として使われている毛で、雪のような真っ白な色が特徴です。

バジャー

英語ではアナグマという意味になるけど、イタチ科の動物の毛で腰が強く、乾燥が早いのが特徴となります。以前は本物のアナグマの毛を使っているものもありましたが、近年はほぼ使われなくなっています。

ウォーターバジャー

ムジナ科の動物の毛で、希少価値が高く、肌触りが良いことから、ヒゲブラシの中でも、やや上のクラスで使われることが多くなります。

こうした天然毛はその時々によって毛の太さも柔らかさもコシの強さも変わるので、毎回、毛質を見ながら混ぜる分量を調整し、商品名ごとになるべく均一なものになるよう仕上げていきます。この辺りのさじ加減も匠の技と予ぼれる所以でもあります。なお、これらのアクノンヒゲブラシ(天然毛シリーズ)から切り替わっていくのが、これらのアクノン(人工毛シリーズ)。

左から、お顔そりを研究して作られたアクノン史上最も肌に優しいヒゲブラシで3万本のマイクロファイバー毛で構成された「アクノンL」、2種類のファインマイクロファイバー毛を混ぜて作ったスタンダードモデルとなる「アクノンプロファイン」、そして、2023年4月発売予定となっている、ヤギ毛の天然毛とファイバー毛のベストなブ

なお、アクノンミックスはまだ撮影用サンプルも借りられない状態なので紹介出来ていませんが、サンプル商品または商品が出たころに、改めて新製品紹介をさせていただきます。また、アクノンヒゲブラシ(天然毛シリーズ)をすでにご愛用の理容サロン様は、今後手に入れるのが大変難しくなるので、在庫があるうちにお買い求めいただくことをお勧めいたします。なお、アクノンヒゲブラシのお求め&お問い合わせは、Facebookメッセージ、LINEトークからお気軽にお声掛けください。

それではよろしくお願いします。